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工藤勇一校長の講演を聴きに行きました。
テーマは「学校教育を本質から問い直すーそもそも目的って何?ー」
テレビやニュースなどで
- 定期考査・宿題の廃止
- 固定担任制の廃止
- 服装・頭髪指導の廃止
- AI(人工知能)による数学指導
などの革新的な取り組みについては知っていましたが、
今日しっかりと話を聴くまでは、
条件がいいんでしょ?とか、権限持ってたんでしょ?
とか、そんな思いを持っていました。
払拭されました。
確かに、東京のど真ん中で好立地ならではの取り組みもありましたが
本質的な活動は、どこの地域や学校でも(その気になれば、本気になれば、決意があれば)
できるようなものでした。
目的と手段
この2つを履き違えない。そのためには、常に上位目標を意識する。
当事者意識
学校に関わる全ての人が当事者である。
対話
「みんな違っていい」と「全員を大切にする」を両立するためには、不可欠。
目標の合意形成
あなたは何が一番大事?
どんなことに取り組むにも、全員(子ども、保護者、教職員、地域)にそれを問う。
そういった基本的な軸から、様々な活動は削ぎ落とされ
そして、生み出されてきました。
誰かの責任にせず、誰かの行動を待たず
自分ごとと捉え、自分の精一杯を出し切る
表面的なやり方や取り組みを真似しても無意味。
それは、そのコミュニティから主体的に生まれたものではないから。
一人一人の自律から生まれた取り組みは、
血が通っている。
呼吸をしている。
生きている。
とても感動した講演でした。
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