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2型糖尿病

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2型糖尿病とは

糖尿病の病型は、1型糖尿病、2型糖尿病、その他、妊娠糖尿病に大別できる。現代人に圧倒的に多いのが2型糖尿病で、これは、遺伝、加齢、食生活、運動不足などが原因で発症する。飲酒(様々な説がある。男性はリスク要因になるという結果も)や喫煙も発症のリスク要因である。乱れた食生活、肥満、運動不足はインスリンの作用不足を起こす。インスリンは、血糖値を下げる働きを持っているので、作用不足になると糖尿病のリスクが高まる。

また、ストレスも深く関与しており、身体や心にストレスがかかると、血糖値が上昇する。

また、糖尿病患者はうつ病を合併しやすい。さらにうつ病が、血糖値の悪化を引き起こすことが最近の研究で知られている。

インスリン治療と低血糖

糖尿病による、インスリンの作用不足を補うのがインスリン注射である。糖尿病を薬で治療している際に、高い頻度でみられる緊急の状態を低血糖という。

一般的には血糖値が70mg/dL以下になると自律神経の反応 (血糖値を上げようとする) による症状が出現する。低血糖の症状は以下の通り。

第5回公認心理師試験に出題

インスリン治療中の糖尿病患者にみられる低血糖の初期症状とし て、適切なものを 1 つ選べ。

  1. 血圧の低下
  2. 体温の上昇
  3. 尿量の増加
  4. 発汗の増加
  5. 脈拍の減少
解答

第1回公認心理師試験に出題

2型糖尿病について、正しいものを2つ選べ。

  1. ストレスは身体に直接作用して血糖値を上げる。
  2. うつ病を合併すると、血糖値は下がることが多い。
  3. 肥満や運動不足によってインスリンの効果が低くなる。
  4. 飲酒は発症のリスクを上げるが、喫煙は発症のリスクに影響しない。
  5. 薬物療法が中心になるため、服薬管理が心理的支援の主な対象になる。
解答
①、③

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