ワーク・ライフ・バランスとは
一言で言うと、ワーク・ライフ・バランスとは、仕事と生活の調和。内閣府では、ワーク・ライフ・バランスについて、サイトを立ち上げている。
以下は、その中で示されているワーク・ライフ・バランス憲章の全文。
我が国の社会は、人々の働き方に関する意識や環境が社会経済構造の変化に必ずしも適応しきれず、仕事と生活が両立しにくい現実に直面している。
誰もがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たす一方で、子育て・介護の時間や、家庭、地域、自己啓発等にかかる個人の時間を持てる健康で豊かな生活ができるよう、今こそ、社会全体で仕事と生活の双方の調和の実現を希求していかなければならない。
仕事と生活の調和と経済成長は車の両輪であり、若者が経済的に自立し、性や年齢などに関わらず誰もが意欲と能力を発揮して労働市場に参加することは、我が国の活力と成長力を高め、ひいては、少子化の流れを変え、持続可能な社会の実現にも資することとなる。
そのような社会の実現に向けて、国民一人ひとりが積極的に取り組めるよう、ここに、仕事と生活の調和の必要性、目指すべき社会の姿を示し、新たな決意の下、官民一体となって取り組んでいくため、政労使の合意により本憲章を策定する。
内閣府HPより
平成30年度公認心理師国家試験に出題
仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章について、誤っているものを1つ選べ。
- 働く人々の健康が保持され、家族・友人との時間、社会参加のための時間を持てる社会を目指す。
- 能力や成果に応じて報酬が配分されることによって、就労による経済的自立が可能な社会を目指す。
- 仕事と生活の調和促進のための行動指針では数値目標を設定し、政策への反映を図ることとしている。
- 性や年齢にかかわらず、誰もが自らの意欲と能力を持って、多様な働き方・生き方が選択できる社会を目指す。
- 国民一人ひとりが仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、多様な生き方が選択・実現できる社会を目指す。
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