成熟したチームの条件の一つとして、メンバーがお互いにリスペクトし合っていることは、
とても重要な要素。
他者へのリスペクトには、
「自分にはできない」「自分にはないものを持っている」
という、自分の中にある、「不完全性」を意識したときに、生まれるのではないかと思います。
逆に
「自分にもできる」「自分だったら、もっと上手くできる」
という思考になると、相手をリスペクトどころか、軽視するようになります。
弁護士や医者など
自分とは全く違った業種だと、相手の領域のことはわからず、盲目的に言われたことを信じることがあると思いますが
ここでも、「自分にはわからない」という心理が働いています。
しかし、チームで一つのことに取り組むときに
「相手の業務や領域のことを全くわからない」という現象は一般的にあまり起こりません。
例えば、学校で例を挙げると
- 教員
- 養護教諭
- スクールカウンセラー
- スクールソーシャルワーカー
これらの人が、チームを組んで取り組むときに
業務や領域が重なっていることが普通です。
そうなると、「職種が持っている専門性」だけでは
お互いにリスペクトされにくくなります。
このことが多職種協働の難しさの背景の一つとして考えられます。
それは、「多職種協働」だけではなく「同職種協働」の場合も、
同じような現象が起こります。
それでは、このような場合に、互いにリスペクトできるようになるためには
どういった要素が必要になってくるのでしょうか・・・
続きは、また後ほど
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