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あらためて、「支援」とは

今週は、「支援」を再度考えることがたくさんありました。

もやもや種。

もやもやって大事ですよね。

このもやもやは、自分が気づいていなかった、忘れていた「何か」

である場合が多く、放っておくと、またもやもや種は、地中奥深く埋まってしまうので

そういうタイミングで、ちゃんと見つめるようにしないと。

 

支援ってなんだろう。

 

今日、とある施設に、行きました。

目的は、2つ。

  1. その施設の説明を聞きたかった
  2. そこにつなげたいケースがあった

2人の職員(男性と女性)が対応してくださり、女性と僕が主に会話するような感じ。

説明とケースの話は同時にすすみ、もうそろそろ帰ろうかなと思っていたら

男性が、「聞きたいことがある」といい、そこから少し言い争いがはじまった。

 

こちら(SC)の主張としては、

「もうすぐ卒業し、中学校の手が離れてしまう引きこもりの子がいるから学校も自分も、卒業までに本人や家族と繋がってもらえないか」

 

その男性の主張は、

「家庭訪問をし、つながることについての異議はないが、本人や家族の意思が大前提」

 

SC「はい、もちろん、そのつもりです」

男性「でも、家庭訪問すること前提で話してたよね?」

SC「そうですけど、もちろんこれから協議したり、家族の意思も聞いていきます」

男性「でも、すでにこちらで家庭訪問ありきの話してたよね?まだ卒業してないのに」

SC「はい。けど、こちらに何ができるかは確認しておかないと」

男性「けど、今の段階で家族がそのことについての意思ないんだよね?」

SC「はい、特に子どもに対しての前向きな考えは、ないようなので、そこが難しいんです」

男性「ならなぜ卒業してないのに、外部が家庭訪問するの?」

SC「いや、だから、卒業してしまったら、こちらは関われなくなるので、その前に」

男性「けど、何が起こるかわからないよね。もしかすると、卒業までに意思が出るかもしれないよね」

SC「え・・・いや、今までずっと関わってますけど、難しいと思うので」

男性「でも、そういう事例も知ってるからさ。こちらでその意思をおるようなことしたらいけないんじゃない?」

SC「いやぁ・・・」

男性「学校の意思とか、家族の意思大事だよ」

SC「いや、学校の管理職と担任と協議した上で、こちらに来てるんです」

男性「そうだとしても・・・」

 

という議論が続きました。

はっきりいって、かみ合わず、こちらも少し戸惑う。

けれども、譲らない主張。

ちなみに、もう一人の女性とは、支援の方向でまとまっており

女性は「こちらで仲違いしてしまってすいません」と謝る。

 

内心(このわからずや!)と思っていたけど

その人の姿勢が揺るがないのと、

伝えてくることに、決して「怒り」がのっていなかったこともあり

 

支援とは何かを考えるきっかけをいただけたと思えるようになった。

その男性は、最後まで見送ると言い、5F→1Fまで降りてきて、

下では「ごめんね」といいながらも(ちなみに60歳代)

主張は一貫していた。

 

最後も「ごめんね」といい、肩にそっと手を触れながら、去っていった。

この人は、確かに変な人だった。

 

けど、変だけど、自分にはないものを持っていた。

支援については、それぞれこの文章を見て感じてください。笑

おわり

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