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今年度もスクールカウンセラー の公募が、各自治体で始まってきています。多くの自治体が、一次試験は書類選考で、二次試験が面接と課題(小論文等)になっています。
そんな中、多くの方から、こんなマヨっているコメントがあります。
結論から言うと、なれますから、そこは安心して、そして対策を練りましょう。
みんな不安な気持ちはそれぞれだと思うんですが、多くのマヨいコメントを紹介しつつ、その対策というか、その不安を打ち消す考え方をお伝えしておきます。
訓練不足という不安。大学院で行われているカウンセリング関連の訓練は、以下のようなものです。
- ロールプレイ(院生同士)
- 大学設置の相談室に来る実際のクライエントとの面接
- ケースカンファレンス(発表側と聴衆側)
- 教員が行うカウンセリングへの陪席
- SV(ゼミの先生とは別に、ケースを指導するバイザーがつく)
これらを、録画したり、逐語記録におこしたり、発表資料としてまとめたりして指導してもらったり、自分で振り返ったりすること全てが訓練です。
これらの訓練ですが、もちろんすべて貴重ではありますが、別に大学院でしか行えないものではないです。この中で、社会人になってから行うことが難しいものをあげるとすれば、陪席くらいです。
実際に、スクールカウンセラー になって1年も経てば、これら全てを経験できます。(本人にその気があれば)自分で、ちゃんとバイザーを見つけて、指導してもらえばいいのです。
これも、マヨな人いっぱいいます。けれど、そもそももってないんだから、不安に思っても仕方ないですよね。笑
けど、過剰に大学院や臨床心理士資格にとらわれなくて、全然いいと思います。大学院を出て、臨床心理士を持ってたとしても、スクールカウンセラー として不適格な人はいっぱいいます。
全国的にみると、臨床心理士だけではスクールカウンセラー をまかなえていないのが現状です。東京都は1500名の公募になっていて、全て臨床心理士でとなると無理があります。なので、臨床心理士をもっていないと、スクールカウンセラー になれないわけではありません。
実際に、公認心理師のみで活動している方もたくさんいます。というか公認心理師の人は、他業種を経験している方が結構多いですよね。スクールカウンセラー は、心理行為だけが現場で求められているわけではありません。高いコミュニケーションやプレゼン能力、キャリアやソーシャルワークの視点などが必要です。
逆に、大学院を修了したばかりの社会人未経験者は、スクールカウンセラー にすぐになっても、活躍できないことが多いです。心理しか経験したことがない人に比べて、そこはアドバンテージだと思ってほしいです。
あとは、実際採用試験を受けるにあたってのマヨですね。
前述したように、多くの自治体で一次試験は書類選考で、二次試験が面接と課題(小論文等)になっています。一次試験から、A4一枚程度の小論やスクールカウンセラー としての自己アピールを求める自治体もあれば、書類選考の段階では、履歴書・職務経歴書程度のところもあります。
どちらにせよ、志望動機は含まれると思いますが、重要なポイントは以下です。
- スクールカウンセリングの特殊性を理解しているか(医療等との違い)
- 学校や多機関・多職種との連携・協働の姿勢
- 一般常識や倫理観、基本的な社会性、コミュニケーション能力が備わっているか
- 専門性を有しているか
自治体や面接官が望んでいるのは、以上のようなものだと思います。
ここで、多くの人が勘違いしているのは、④の専門性を有しているかばかりに目がいってしまうことです。
専門性を有していることと、学校文化を理解しながら活動することは、相反するところがあります。
プロフェッショナルなスクールカウンセラー は、その葛藤を常に抱えながら子どもを支援しています。
結論が出ているわけではなく、葛藤があるというところが大事なのです。
専門性を主張しすぎる人は、面接や小論文で、落とされます。まず、学校に溶け込んで活動できる人間性を有しているかが大事です。
教育委員会は、学校からのクレームが怖いんです。笑
学校は他文化を受け入れることに抵抗がまだまだあります。異分子感ありまくりの人は、面倒臭いんですよ。
その辺りを理解していることが大事です。
自己アピールや小論文など、実際にスクールカウンセラー を長いことやっている方に添削してもらうことが一番いいです。
自分もビジネスアカウント用LINE@383pabip(LINEでID検索してください)で相談に乗っているので、気軽に問い合わせください。
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