公認心理師が誕生し、心理職を目指す人が多くなってきました。
ドラマや映画でSCや臨床心理士が登場することも多くなりました。
働き方のイメージが湧きやすい反面、中には偏った取り上げられ方をされている場合もあります。
観ていないものもありますが、筆者が知る限りの心理職出演ドラマや映画についてコメントをして行きたいと思います。
ドラマ「明日の約束」井上真央がスクールカウンセラー役主演
2017年10月期のドラマなので、みなさんの記憶にも新しいと思いますが
井上真央が、高校のSC役をしていました。自分も途中まで見ていましたが
相談室は少し豪華すぎましたが、SCが持っている雰囲気であったり、役割については
結構リアルだと思いながら観ていました。
途中からは、少しサスペンス的な要素が多くなってきていたので、参考にするなら最初の2、3話がいいかなと思います。
スクールカウンセラー が主演ということで、注目を浴びました。
ドラマ・漫画「逃げるは恥だが役に立つ」一応臨床心理士…
一世を風靡したドラマですね。
一応主人公の森山みくりは、大学院までいき、臨床心理士を取っています。
しかし、就職難民。心理職にはつかず。ここに引っかかった人もいると思うので、一応説明しておきます。
よく聞くのは、「心理職で食べていくのは厳しいよ!」と高校の進路の先生とかに言われるケース。
まぁ、場所とか就職先に特別こだわらなければ仕事はあるし、何とでもなりますよ。
公認心理師もできますし、大丈夫です。好きなら目指しちゃえ。
ドラマ「ラヴソング」あの福山雅治が臨床心理士で主演
2016年4月期のドラマ。福山雅治が企業カウンセラー役で主演。あらすじは以下の通り。
神代広平は、かつてプロのミュージシャンだったが、現在は臨床心理士となり、大型車の整備・販売会社「ビッグモービル」の企業カウンセラーとして働いている。そんな彼の元に、吃音症を持つ少女・佐野さくらがカウンセリングを受けにやって来た。さくらの隠れた美声に気付いた広平は、音楽を通して心を通わせていく。
一つ言っておきたいのは、こんなかっこいいカウンセラーいるかい!っていうこと。
それだけで、予約が殺到してしまいます。ドラマとしても評価は低かったようですね。
ドラマ「Around40」藤木直人が病院の臨床心理士
2008年4月期のドラマ。あらすじは以下の通り。
緒方聡子(天海祐希)は39歳の独身精神科医。仕事にはやりがいを感じていて、一緒に遊ぶ親友もいる。
この歳まで一度も結婚をせずに人生を過ごしてきた。
そんな聡子はある日、エコに異様なまでに執着する男、岡村恵太朗(藤木直人)と出会う。
岡村は聡子の病院に臨床心理士として赴任してきた。40歳前後の人生模様を聡子を中心に複眼的視点で描く。
臨床心理士が主演級で出てきたドラマは、初めてかと思います。
映画「あの空をおぼえてる」小日向文世がちょい役スクールカウンセラー
2008年公開の映画。あらすじは以下の通り
10歳の英治はある日、妹絵里奈と共に事故に遭う。絵里奈は命を落とすも、命をとりとめた。英治は、悲しみにくれる両親を何かと励まそうとするが、父、雅仁はいつまでも悲しみに心を閉ざすばかりだった。家族が再生していく姿を、英治の目線から描かれている。途中、絵里奈が生きていた頃の幸せそうな家族の様子が、幾度となく登場する。
かなりの脇役ですが、小日向文世が小学校のカウンセラー役で登場。
しかし、その時のシーンは、SCとしては観る価値があると思います。
子どもの傷ついた心に、すーっと入っていく、全然完璧じゃないSC。
きっと、職員室にはこのSC居場所ないんだろうなぁ。そういうSCって理想的だなぁと思いました。
映画&ドラマ ファーストラヴ
第159回直木賞を受賞した島本理生の同名サスペンス小説を映画化&ドラマ化した作品。
映画は、2021年。ドラマは2020年と、最近の作品。
映画しかみていませんが、こんなに前面に公認心理師や心理が出てくる作品は珍しいと思います。
「ん?」ってなるところも、もちろんありますが、なかなか良かったですよ。
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