臨床心理士になりたいと思っているあなたへ
思っているなら、なりましょう。
簡単に流れを説明すると
①4年制大学卒業(一番困難。笑)
↓
②臨床心理士指定大学院入学&修了
↓
③臨床心理士資格試験に合格
の流れです。
今日は、大学院入学までをお話ししたいと思います。
臨床心理士になるためには、臨床心理士指定大学院にいかなければなりません。
指定大学院には、第1種と第2種があります。せっかくなら、そのまま受験資格がもらえる
第1種がいいと思います。全国に150箇所あります。
全国の臨床心理士指定大学院 http://fjcbcp.or.jp/daigakuinichiran/
そこでまず、あなたは4年制大学を卒業、もしくは在学中ですか。
それならば、問題ないです。高校生までの方は、とにかく4年制大学を目指してください。
学部はどこでも良いです。心理学じゃなくても、OK。
僕は、農学部でした。
4年制大学卒業資格を持つこと。それが第一条件です。ある意味これが最難関。笑
けど、学部や大学は問いません。どの大学・学部であろうと、院試に受かればいいのです。
院試は、難しいと思うかもしれませんが、大学院選びさえ間違えなければ大丈夫。
院試に必要なのは以下のもの。
①履歴書と研究計画書(これが、みんながやばいと思う一つなのかな)
②筆記試験(心理学、英語)
③小論文
④面接
ですね。はっきり言って、センター試験などの大学入試に比べたらかなーり優しいです。
ではまず、①履歴書と研究計画書から。
履歴書はかいてください。頑張って。笑
研究計画書は、大学院に入って、どんな研究をしたいかというものです。
けど、研究計画書通りに、研究をする必要はありません。
てか、そんな人いませんでした。笑
とにかく、面接に通ればいいので、その時に書ける研究計画で良いのです。
テーマ選びや書き方など、難しいですよね。身近に大学院生や臨床心理士がいるのであれば、
その方にお願いして、添削してもらうのが一番ですね。
ここでも相談に乗るので、お問い合わせかコメントでメッセージをくれれば大丈夫です。
お金はとりません。笑
続いて②筆記試験(心理学、英語)ですね。
これは、勉強するしかありませんが、ただ闇雲にするのではなく
行きたい大学院選びからはじめましょう。
それぞれの大学院で、過去問を取り寄せることができるので、
過去問を見て、この大学院の院試なら乗り切れそうだなと思う大学院をいくつか選んでください。
過去問の傾向で、どの程度の心理学と英語の知識がいるのかがわかります。
まずは、過去問を取り寄せてください。話は、それからです。
③小論文
論述することが苦手な場合、大学院に入ってからも苦労するかもしれません。
修士論文を書くときも、研究発表をするときも、
論理的に説明する能力が問われますからね。
作文や小論文が苦手という方は、とにかく本を読んだり、映画を観たり、漫画でもいいです。
それをそのままにするのではなく、感想を書く。
そういうことから、少しずつ自分の考えをアウトプットする練習をしていきましょう。
鍛えれば、のびます。論述の分野に関しては、なぜかこのことが忘れられているというか
苦手なものは苦手で処理されているように思います。
④面接
面接には関しては、それぞれの大学院の特色があるので
どんなことを聞かれるか、またグループ面接か個別面接かなどについては、
自分で情報取集しましょう。過去問のこともそうですが
大学院の入試や、大学院自体のことについて情報取集する場合
教授よりも、その大学院の在学生に聞くのが一番ですね。
知り合いがいればもちろんいいですが、知り合いがいないことがほとんどだと思うので
それは、知り合いのつてで紹介してもらったり、SNSを使ったりするのがいいですね。
何度か僕も、臨床心理士を目指す人たちの相談に、知り合いのつてでのったことがあります。
自分の知り合いにはいなくても、知り合いの知り合いにはいるかもしれないので
まずは、自分は臨床心理士を目指したいのだと、声高に言いつづけましょう。
面接で聞かれる内容として、おさえておきたいのは、以下の点ですね。
・志望動機
・資格を取得してどのように活動したいか
・研究計画書の内容について
。大学の卒業論文について
などですね。
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