臨床心理士に向いている人の話をしたいと思います。
みなさんは、どんな人が臨床心理士・カウンセラーに向いていると思いますか?
その前に、臨床心理士にはどんな人が多いかをお伝えします。
大学院時代、そして、働きながら思うことは
まず、女性が圧倒的に多い。
臨床心理士の数は、平成27年度のデータで31,291名です。そのうちの約7割が女性と言われています。
確かに大学院でも、大学院生の7割が女性でした。
所属している県の臨床心理士会でも、女性が圧倒的に多いです。
精神科医は、男性が多いですがね(そもそも医師は男性がほとんどです)
女性が多い理由としては、感情表現の問題があげられます。男性は、感情表現が苦手で
他者のことどころか、自分の気持ちを言うこともなかなかありません。
今は、感情を出していく男性も増えてきたように思いますが
割合としては、圧倒的に女性のほうが優れれているでしょうね。
相談者の観点から見ても、それが言えます。クライエントのほとんどが女性です。
9割ほどといってもいいのではないでしょうか。
保護者の面接でも、父親があらわれるのは、20ケースに1人くらいです。
そもそも相談という習慣が、女性にはあっても、男性にはありません。
相談に慣れ親しんでいるのは、女性でしょうね。
男性のカウンセラーを見ていても、女性に近い感覚を持っている方が多いように思われます。
中性的で、感情表現もそれほど苦手ではない、女子力の高い方が
男性カウンセラーには多いですね。
そして、受け身の方が多い。前をきって、リーダーシップを発揮するのが得意という方は、
少ないです。
臨床心理の中でも、大学教授には男性が多いのは、
出世欲が高く、アグレッシブな方はそういう場所を目指すからでしょうね。
しかし、それは決して多数派ではないでしょう。
多くの現場で活躍する方は、受け身で謙虚で人前で話すのが苦手という
まさに、カウンセラータイプと言える人たちです。
まとめるとこんな感じでしょうか
①女性、女性性を兼ね備えた男性
②自信がなく、自分のことをカウンセラーに向いていない、仕事ができないと思ってしまう人
まえのしん自身は、本当にカウンセラーに向いていないと思っています。笑
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