SCに求められる役割として、文部科学省があげているのは、以下の7項目である。
1.児童生徒に対する相談・助言
2.保護者や教職員に対する相談(カウンセリング、コンサルテーション)
3.校内会議等への参加
4.教職員や児童生徒への研修や講話
5.相談者への心理的な見立てや対応
6.ストレスチェックやストレスマネジメント等の予防的対応
7.事件・事故等の緊急対応における被害児童生徒の心のケア
子どもや保護者、教員のカウンセリングを基本とし、子どものアセスメントやコンサルテーション、心の授業などがある。
しかし、勤務形態が常勤に近くなると、それだけでは留まらない。保護者向けの講演や教員研修、地域の教頭会での研修も少なくない。
担任には、学級経営のコンサルティングを求められることが多い。学級崩壊が起こっている学級を見学、分析し、その解決方法が知りたいというものだ。
また、学校長からは、次年度の学級編成と担当教員についての相談、不登校・特別支援教育の校内支援体制についても、SCが相談に乗ることが多い。
求められているSC像は、school counselor ではなく、
どちらかというとschool consultantに近い。
これからのSCの姿なのではないか。
週1回、臨床心理士がSCをするというのでは、現場には対応できない。
SC専属で取り組んでいく、プロのSCが必要であり、
その育成に力をいれていかなければいけないと感じる
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