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乳幼児発達検査

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*発達指数(DQ)=発達年齢(DA)/生活年齢(CA)×100

 

検査名 作成者 対象年齢 内 容 特 徴
発達検査 Buhler   ●乳幼児の活動を「感覚受容」「身体運動」「言語も含めた社会性」「模倣を含む学習」「材料処理」「精神的推理」の6つの領域から多面的に観察する。 ●発達年齢(DA)と発達指数(DQ)を求める。
MCCベビーテスト 古賀行義

*キャッテルの乳幼児精神発達検査を翻訳。

  ●精神遅滞児の判定に有効。 ●結果は発達指数(DQ)によって表示。
新版K式

発達検査2001

京都児童院   ●発達検査の長所を取り入れて「姿勢‐運動」「認知‐適応」「言語‐社会」の3領域の観点を重視。 ●発達年齢(DA)、発達指数(DQ)、発達プロフィールを求める。

●全般的な進みや遅れ、バランスの崩れなどの全体像を捉えやすい。

新発達診断学 ゲゼル   ●検査項目は「適応行動」「粗大運動行動」「微細運動行動」「言語行動」「個人‐社会行動」の5領域で構成されている。 ●行動の直接観察に基づき、乳幼児の心身両面にわたる発達状態の診断。

●心身の障害やハンディキャップの早期発見・早期治療を目指す。

行動発達検査法 新井清三郎   ●ゲゼルの発達診断法の日本版。

●検査領域は「運動行動」「適応行動」「言語行動」「個人‐社会的行動」の4つからなる。

●発達障害、中枢神経系統の患者や障害の早期発見。
ミュンヘン

機能的発達診断法

ベルブリュッケ   ●「這行」「座位」「歩行」「把握」「知覚」「言語」「言語理解」「社会」の8つの発達領域からなる。 ●発達障害、中枢神経系統の患者や障害の早期発見。
新生児行動評価 Brazelton ●生後3日目~   ●新生児の平均的行動ではなく、最高の行動に基づいて採点する。
遠城寺式乳幼児

分析的発達検査法

遠城寺宗徳 ●0ヶ月~ ●「移動運動」「手の運動」「基本的習慣」「対人関係」「発話」の5領域にそれぞれ26項目、言語理解領域に21項目の計151項目からなる。 ●脳性マヒや精神遅滞などの鑑別診断。
乳幼児

発達評価尺度

(精神発達順序度)

Uzgiris

Hunt

  ●検査問題は「追視と対象永続性の系列」「望ましい事態を獲得する手段の系列」「身振り模倣の系列」「音声模倣の系列」「操作の因果性の系列」「空間内の対象関係構成系列」「対象へ働きかけるシェマの系列」の7つの系列から構成されている。 ●ピアジェの認知発達論に基づく。
乳幼児

精神発達診断法

津守真

稲毛敦子

●質問紙

①0~12ヶ月

②1歳~3歳

③3歳~7歳

●質問紙を用いて乳幼児に主に接している養育者に約20分の面接をする。

●「運動」「探索」「操作」「社会」「食事・生活習慣」「言語」の6領域からなる。

●乳幼児の発達の状態を尋ねることで精神発達を診断する。

●問診による実施の簡便さ。

●親の発達理解の促進。

*発達指数は換算しない。

デンバー発達

スクリーニング検査

  ●2ヶ月~6歳 ●「個人‐社会」「微細運動‐適応」「言語」「粗大運動」の4領域105の検査問題からなる。  
乳幼児発達スケール 三宅

大村

  ●「運動」「操作」「言語理解」「言語表出」「概念」「社会性(対成人)」「社会性(対子ども)」「躾」「食事」の9領域392の観察項目からなる。 ●母親や保護者らが観察記入した内容から評価する。

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