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「不登校で、自宅で勉強している場合、出席や評価ってどうなるの??」
そういう疑問や不安を持っている保護者は多いと思います。
学校に全く行っていないわけだから、欠席で、評定もつかないと諦めている方も多いのではないでしょうか。
そういった保護者や、教育関係者、SCに今日は文部科学省から出ている通知文を紹介したいと思います。
不登校児童生徒が自宅においてICT等を活用した学習活動を行った場合の指導要録上の出欠の取扱いについて
この通知文の概要は
「家庭等で、適切な学習をしていれば出席扱いにするなど積極的な対応をしなさいよ」
というものです。
もともと、平成17年に通知されていたのですが、平成28年度の調査では、出席扱いの措置がとられている児童生徒数は小学校で16人、中学校で142人、合計158人にとどまっており、適切な措置が取られていないと判断され、平成30年10月1日付で、再度通知文が出されたということです。
文部科学省は、基準は設けておらず、各学校の裁量となりますが、気に留めておかなければいけない内容ですね。
しかし、実際は、対象ケースが少ないの現状だとも思います。
一般的な不登校の場合、何らかの理由で学校や学校に関連することが嫌になったわけで、学習は学校につながるものなので、勉強を避ける子どもが多いことも確かです。
つまり、こういった対象になりやすいのは、家庭や保護者の価値観により、学校に登校させていない、もしくは無理に行かそうとはしていないケースでしょうね。
かつ、本人の怠惰や保護者の養育怠慢ではないということも条件です。
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