デートDVとは
恋愛関係における二者間(別れた恋人を含む)の支配/被支配関係、虐待状況、主体性の侵害のこと
暴力や暴力による脅しによって、相手を支配、コントロールすることが目的。
デートDVの種類
・身体的な暴力(殴る、蹴る、モノを投げるなど)
・精神的な暴力(暴言、脅す、監視、制限)
・経済的な暴力(お金をたかる、借りた金を返さない)
・性的な暴力(キスや性交を強要する、避妊しない)
デートDVは誰にでも起こり得る
・デートDVの被害にあうのは、「特別な人」や「あなたが悪いから」ではない
・加害をする人は、見かけから判断できない
・DVとはどういうことなのか、間違った情報を信じていないかなど、正しい知識を学ぶ機会が必要
・正しい知識を身につけると「何かおかしい」と気づくことができる(DV、虐待に気づいていない)
デートDVの実態「高校生・大学生への調査」
被害者の多くが、親や先生には相談せず、友人に相談するか、もしくは誰にも相談していない
「誰にも相談しなかった」47.1%
「友人・知人に相談した」45.1%
「家族や申請に相談した」10.5%
「学校関係者への相談」0.7%
NPO法人「DV防止ながさき」(2005)
全てに「NO!!」と言えますか?
①DVは結婚しているおとなの問題だ
②好きで付き合っている者同士にDVは起こるはずがない
③暴力がひどくても、謝ったら許してあげるべきだ
④暴力は、お酒やイライラなど理由があるので我慢すればなおる
⑤自分が性交を望んでいなければ「嫌だ」と言えるはずだ
⑥キスしたり、体を触らせたりするのは性交してもいいということだ
⑦レイプ被害は、知らない人から襲われるものだ
⑧私が他の異性と話すのを嫌がるのは、私のことを好きで仕方ないからだ
⑨殴った後で、「どうでもいい相手にこういうことはしない」と言ったが、私を特別に思っているからだ
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