アルコール依存症とは
精神障害のひとつで、自らのコントロールでは、飲酒をやめることが出来ず、飲酒行為を繰り返す。
診断基準
以下の6項目中3項目該当で、アルコール依存症と診断。
- お酒を飲めない状況でも強い飲酒欲求を感じたことがある。
- 自分の意思に反して、お酒を飲み始め、予定より長い時間飲み続けたことがある。あるいは予定よりたくさん飲んでしまったことがある。
- お酒の飲む量を減らしたり、やめたりするとき、手が震える、汗をかく、眠れない、不安になるなどの症状がでたことがある。
- 飲酒を続けることで、お酒に強くなった、あるいは、高揚感を得るのに必要なお酒の量が増えた。
- 飲酒のために仕事、付き合い、趣味、スポーツなどの大切なことをあきらめたり、大幅に減らしたりした。
- お酒の飲みすぎによる身体や心の病気がありながら、また、それがお酒の飲みすぎのせいだと知りながら、それでもお酒を飲み続けた。
平成29年度精神保健福祉士国家試験に出題
次のうち、アルコール依存症の離脱症状として、正しいものを1つ選びなさい。
1 過眠
2 徐脈 (脈が遅くなる不整脈)
3 発疹
4 振戦 (筋肉の収縮と弛緩が繰り返されて起こる不随意運動)◯
5 疼痛 (ジンジンとした痛み)
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