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自分は専門家だ!!臨床心理士だ!公認心理師だ!
と、偉そうに振る舞い、学校で困ったスクールカウンセラー になっていませんか?
専門性を有している=優秀なスクールカウンセラー
ではありません❌
これ、ベテランでも、そこに気づいていない人が多くいます。
それでは、優秀なスクールカウンセラー とは、どんな能力を有している人を言うのでしょうか。
その一つの能力としてあげられるのは
「間合いの取り方」です。
児童生徒、教員、保護者との絶妙な距離感の取り方。
それが上手だと、学校のなかでうまく立ち回れると思います。
間合いという表現にしてみたので、侍の決闘に例えてみましょう。
刀=専門性とします。
学校現場に、教員以外の専門職が入り、別角度の専門性でアドバイス等を行う行為は、
現場の教員からすると、本当に刀で切られるような痛みを伴うことがあります。
けれど、達人に切られると、切られたことすらわからないまま絶命(骨抜き)します。
一度スッパリやられた相手は、それ以降はSCを信頼して、ケースを依頼してくれたり
SCの言葉が入りやすかったりするようになるものです。
間合いをジリジリ慎重に測って、ここだ!!というところで
抜刀し、相手を切る。スパン!!とやられた相手は、「見事・・・」と言い倒れる。
そんなイメージです。
わかりますか?笑
間合いを慎重に測るという行為は、相手の話をよく聴き、どんなニーズがあり不満があるか
そんなことをじっくり観察するのです。アセスメントの対象は、子どもたちだけではないですよ。
関わる全ての人間・非人間が対象です。
誰を、何を標的にしているかもよくわからないまま(アセスメント不足)、簡単に抜刀(専門性を振りかざし)していても、ブンブン振り回し、空を切っているだけです。
自分が間合いを詰めすぎて、前のめりになっていると、相手に切られます(領域を侵すSC)
逆に、間合いを取りすぎて、誰とも関わらないと勝負になりません(使えないSC)
いくら一流の刀を持っていたとしても、ようは使いよう(間合いの取り方)です。
まぁ、帯刀していない(専門性が乏しい)のは論外ですけどね。笑
鞘から簡単に刀を抜かず、鞘のままツンツンしてみるのもいいでしょう。
なんかうまくいかないな?
あれ、もしかして嫌われている?
と思った時は、自分と相手の間合いを、もう一度よくみてみましょう。
そこに、課題がある場合も多いですよ。
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