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平成30年度公認心理師国家試験「問28」

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問28 産業保健について、正しいものを1つ選べ。

  1. 事業場を経営するものを管理監督者という。
  2. 労働者は自らの健康管理に関する安全配慮義務を負う。
  3. ストレスチェック制度は労働者のうつ病の早期発見を目的とした取組である。
  4. 常時50人以上の労働者を使用する事業場は、産業医を選任しなければならない。
  5. 過労死等防止対策推進法における「過労死等」とは、業務における過重な負荷による脳血管疾患又は心臓疾患を原因とする死亡をいう。
解答

管理監督者とは、企業内で地位と権限を与えられ、業務の管理や遂行の監督を行う人のこと。

労働契約法第5条に「使用者は労働契約に伴い、労働者がその生命、身体等の安全を確保しつつ労働することができるよう、必要な配慮をするものとする」と規定されている。

ストレスチェック制度は、うつなどのメンタルヘルス不調を未然に防ぐことを目的とした取組(一次予防)

常時50人以上の労働者を使用する事業場においては、事業者は、産業医を選任し、労働者の健康管理等を行わせなければならない。

過労死等防止対策推進法第2条で、「過労死等」とは、業務における過重な負荷による脳血管性疾患、若しくは心臓疾患を原因とする死亡若しくは業務における強い心理的負荷による精神障害を原因とする自殺による死亡又はこれらの脳血管疾患若しくは心臓疾患若しくは精神障害をいう。と定義されている。

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