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「スクールカウンセラー 」はほんとうに役に立っているのか?

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Yahoo!ニュースで、橘玲さんの記事があげられていました

実際、予算をとっていくためにもどのような効果があるのかを検証していく必要はありますよね。

効果的であれば、拡大を。効果が少ない、またはほとんど差がないのであれば

税金を使っている以上、縮小、改善などの流れにすることが普通です。

現在は、子どもたちの自死事案や不登校の増加などが問題視され、「世の中の流れ的に」というのが強く

エビデンスなどの検証は後回しになっていると思います。

とにかく、人数を多く、そして、配置時間を長くということですね。

「スクールカウンセラー を配置を拡充した」
「スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーと連携している」

などの言葉は

しかし、効果検証が難しいという問題もあります。

この記事では、国の調査は、2004年の一回しかないと書かれていますが

これは、「問題行動の減少」に焦点を当てているものです。

他に、文部科学省の調査としては

平成29年度いじめ対策・不登校支援等推進事業の委託事業として調査研究していた、

スクールカウンセラー及びスクールソーシャルワーカーの常勤化に向けた調査研究報告書があります。

これは、常駐型のスクールカウンセラーがいることでどんなメリットがあるかなどを

子どもや保護者に対して調査をしたものが含まれている報告書である。

しかし、これも

「学校の先生と違う立場で安心感がある」
「相談しやすい」

などの主観的な意見を調査するにとどまるもので、

配置された結果、様々なケースがどう好転したかなどについて調査・報告されているものではない。

スクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカーが、常勤化や配置拡充の流れになっている中

適切な効果検証をしていくことは、必須となっている。

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