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第1回公認心理師試験(追加試験)過去問題31〜40

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問31 心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律〈医療観察法〉に規定する内容として、正しいものを1つ選べ。

  1. 指定医療機関の指定は、法務大臣が行う。
  2. 精神保健観察の実施は、保護司が従事する。
  3. 対象となる行為には、恐喝や脅迫が含まれる。
  4. 精神保健参与員は学識経験に基づき、審判でその意見を述べなければ ならない。
  5. 被害者等は、裁判所の許可により審判を傍聴できるが、意見を述べることはできない。
解答

問32 知能とその発達について、誤っているものを1つ選べ。

  1. 知能指数とは一般的に「精神年齢÷生活年齢×100」の値を指す。
  2. 流動性知能は主に神経生理学的要因の影響を受けて形成される。
  3. 知能は全般的に青年期前期にピークに達し、その後急速に衰退する。
  4. 結晶性知能は主に経験や教育などの文化的要因の影響を受けて形成される。
  5. 知能の発達曲線は横断研究と縦断研究のデータで大きく食い違うことがある。
解答

問33  高齢期に関する理論とその理論が重視する高齢期の心理的適応の組合せについて、誤っているものを1つ選べ。

  1. 活動理論 ― 中年期の活動水準を維持すること
  2. 離脱理論 ― 社会的活動から徐々に引退すること
  3. 老年的超越論 ― 物質的で合理的な世界観を捨て、宇宙的な世界観を持つこと
  4. 社会情緒的選択理論 ― 情緒的安定のために他者からの知識獲得を行うこと
  5. 補償を伴う選択的最適化〈SOC〉理論ー喪失を補償すべく領域を選択し、そこでの活動を最適化すること
解答

問34 心理アセスメントについて、不適切なものを1つ選べ。

  1. アセスメント面接では構造化されていない自由面接を用いる。
  2. アセスメント面接は一般に治療的面接を開始する前に行われる。
  3. クライエントのリソースや強みなど肯定的心理的特徴も見定める。
  4. クライエントの問題を包括的に捉えるためにテストバッテリーを組む。
  5. クライエントの許可を得たうえで、必要に応じて関係者から情報を収集する。
解答

問35 日本で戸籍上の性別が変更できる要件として、不適切なものを1つ選べ。

  1. 生殖機能を欠くこと
  2. 年齢が 18 歳以上であること
  3. 未成年の子どもがいないこと
  4. 他の性別の性器の部分に似た外観を備えていること
  5. 2人以上の医師により性同一性障害と診断されていること
解答

問36  特定妊婦のリスク要因として、不適切なものを1つ選べ。

  1. 若年妊娠
  2. 多胎妊娠
  3. 経済的困窮
  4. 望まない妊娠
  5. 母子健康手帳未交付
解答

問37  認知症のケアに用いる技法として、不適切なものを1つ選べ。

  1. 回想法
  2. 動作法
  3. バリデーション
  4. デブリーフィング
  5. リアリティ・オリエンテーション
解答

問38  チーム医療の考え方として、最も適切なものを1つ選べ。

  1. チーム医療は医療機関内で提供されるものをいう。
  2. 患者や家族は医療チームの構成メンバーの一員とみなされない。
  3. チーム医療のリーダーシップは状況によって構成メンバーの中で移譲される。
  4. 構成する専門職個々のテクニカルスキルが高ければ、チーム医療は効果的に遂行される。
解答

問39 オペラント条件づけで、逃避学習や回避学習を最も成立させやすいものとして、正しいものを1つ選べ。

  1. 正の罰
  2. 負の罰
  3. 正の強化
  4. 負の強化
解答

オペラント条件づけを参照。

問40  言語の音韻面の発達について、最も適切なものを1つ選べ。

  1. 生後すぐの新生児には、クーイングと呼ばれる発声がみられる。
  2. 1歳に達するまでに、徐々に非母語の音韻に対する弁別力は弱くなる。
  3. 2歳までに言語の音韻的な側面についてのメタ言語的な理解が始まる。
  4. 種々の韻律的特徴を持つジャーゴンが出現した後に、音節を反復する基準喃語が生じてくる。
解答

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