「気軽に話ができる」カウンセラーから「重要なことを相談できる」カウンセラーに

スポンサードリンク

皆さんは、自分のことをどんなスクールカウンセラー (人物)だと思っていますか?

気軽に話しができる人?専門性が高い人?

例えば職員室にいるとき。

教職員からどんな言葉で話しかけられることが多いですか?

 

自分は話しかけられる前に

「今、少しいいですか?」とか「話しかけてもいいですか?」

「相談に乗ってもらいたいことがあるんですけど」

という言葉をかけられてから、本題に入ることが多いです。

 

実際、やることはいっぱいあるのですが

自分が思っている以上に、忙しそうに見られているようで

自分にとっては、ちょうど良い距離感でやれているかなと思っています。

 

よく教職員と仲良くなり(常勤SCなら特に)

個人的に飲みに行ったり、遊びに行ったりしているSCもいるのですが

自分は基本的にプライベートでは会わないようにしています。

  • 特定の人と仲良くすると、他の人が相談しにくくなる
  • 仕事とプライペートの関係が曖昧になる
  • 個人的な相談が多くなる
  • グループに組み込まれることがある

などの理由です。

もちろん、仲良くなることでメリットもあると思いますが

自分の中の最大のデメリットは

「なんでも気軽に相談してくるようになるから」です。笑

 

いや、それは友達に話せよ!

とか、学年主任にまず話した方がいいんじゃないか

と思うようなことまで。

「先生、ちょっと聞いてくださいよ〜〜〜!」

的なノリで話しかけられると、大体愚痴の域を出ない話が多い。

愚痴を聞くことも確かに大事な仕事だと思います。

 

しかし、それで他の重要な仕事ができなくなったり

本来の相談活動に影響が出たりすることは、プロとしてどうかなと思います。

「初心」から「ベテラン」に移行する中で

専門性は当然高まってくるはずで

初心の頃と同じような働き方をしていては、ダメだと思っています。

 

「気軽に話ができる」SCから「重要なことを相談できる」SCに

 

これは、自分が中堅を過ぎた頃から意識していることです。

スポンサードリンク

シェアお願いします

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください