PFA

PFA(Psychological First Aid:サイコロジカル・ファースト・エイド)とは

Psychological:心理学的
First Aid:応急処置

PFAは、災害やテロに遭った子ども、思春期の人、親(保護者)、家族、大人に対して用いるために考案された 介入法。

サイコロジカル・ファーストエイドの 8 つの活動内容

  1. 被災者に近づき、活動を始める (Contact and Engagement )
    目的:被災者の求めに応じる。あるいは、被災者に負担をかけない共感的な態度でこちらから手をさしのべる
  2. 安全と安心感 (Safety and Comfort)
    目的:当面の安全を確かなものにし、被災者が心身を休められるようにする
  3.  安定化 (Stabilization)
    目的:圧倒されている被災者の混乱を鎮め、見通しがもてるようにする
  4.  情報を集める―いま必要なこと、困っていること (Information Gathering: Current Needs and Concerns)
    目的:周辺情報を集め、被災者がいま必要としていること、困っていることを把握する。そのうえで、その人にあったPFAを組み立てる
  5. 現実的な問題の解決を助ける( Practical Assistance)
    目的:いま必要としていること、困っていることに取り組むために、被災者を現実的に支援する
  6. 周囲の人々との関わりを促進する( Connection with Social Supports)
    目的:家族・友人など身近にいて支えてくれる人や、地域の援助機関との関わりを促進し、その関係が長続きするよう援助する
  7. 対処に役立つ情報( Information on Coping)
    目的:苦痛をやわらげ、適応的な機能を高めるために、ストレス反応と対処の方法について知ってもらう
  8.  紹介と引き継ぎ( Linkage with Collaborative Services )
    目的:被災者がいま必要としている、あるいは将来必要となるサービスを紹介し、引き継ぎを行なう

サイコロジカル・ファーストエイド 実施の手引き 第2版から引用

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