ナラティブ・アプローチ

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ナラティブ・アプローチとは

narrative:物語、語り。

クライエントを支援する際に、相手の語る「物語」を通して、その物語の中から、その人らしい解決法を見出していくアプローチ方法。物語の「内容」と「語り」の両方を大事にしている。社会構成主義の考え方に基づいている。

重要キーワード

ドミナント・ストーリー(dominant story:支配的な物語)
クライエントの状況や悩みを支配している物語

オルタナティブ・ストーリー(alternative story:代わりの物語)
クライエントの資源とみられるドミナント・ストーリーとは別の物語

ユニーク・アウトカム(unique outcome:例外の結果)

第5回公認心理師試験に出題

ナラティブ・アプローチで用いられるナラティブの概念の説明として、適切なものを2 つ選べ。

  1. ABC シェマの形式をとる。
  2. 内容であると同時に行為も意味している。
  3. 人間の認識形式の 1 つに位置付けられる。
  4. 一般的な法則を探求するための手がかりとなる。
  5. 語り手や環境とは切り離された客観的な現実を示すものである。
解答
②、③

第3回公認心理師試験に出題

ナラティブ・アプローチに基づく質問として、最も適切なものを1つ選べ。

  1. その出来事が起こったとき、どのような考えが頭をよぎりましたか。
  2. 今話されていたことですが、それを今ここで感じることはできますか。
  3. その罪悪感は、どのようにお母さんとの関係を邪魔しているのですか。
  4. 寝ている間に全て解決したとしたら、どのように目覚めると思いますか。
解答

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