各リーダーシップ理論

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状況即応アプローチ(コンティジェンシー・アプローチ)

リーダーの個人特性や行動スタイルだけでなく、集団の特性や集団の置かれた状況をも考慮に入れて検討する。

 

LPCモデル フィードラー

リーダーに「一緒に仕事をするうえで,最も苦手な仕事仲間」(LPC:least preferred co-worker)に該当する人物を想起させ,その人物を評定させて,LPC得点を測定する。LPC得点の高さは,仕事に感情を持ち込む程度の強さを意味している。単純にLPC得点が低ければ,良いというわけではなく,集団の状況に応じて効果的なLPC得点の水準があることをフィードラーは検証している。

 

パス=ゴール理論

部下が仕事上の目標を達成するには,どのように仕事をしていけばよいか具体的に順路を示すことにリーダーシップの本質があるという理念に基づいており,最適のリーダーシップは状況に応じて異なると主張する。

 

ライフサイクル理論

メンバーの仕事に対する成熟度によって効果的なリーダー行動は異なるという観点にたっている。成熟度が低いうちは,教示的なリーダーシップが効果的だが,成熟度が増すに従って,説得的リーダーシップから,参加的リーダーシップとかわり,最も成熟度が高まった集団では,委譲的リーダーシップが有効だと主張している。

 

認知論的アプローチ

リーダーシップの効果は,フォロワーたちの認知によって強く影響を受けることに注目したもの。集団が優れた業績をあげた時,優れたリーダーシップにその原因を自動的に帰属しがちな認知バイアスである「リーダー幻想論(leadership romance)」の研究などが行なわれた。

 

変革型リーダーシップ

成員の視点を将来の環境の変化に向けさせ,長期的目標を明示し,それを達成していく具体的な手順を示し,さらには自ら率先して変革を取り入れることによって,集団に創造的な自己変革能力を育成するもの。

 

交流型リーダーシップ

リーダーが成員たちと相互作用しながら集団をまとめていく過程で発揮されるリーダーシップ。

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