反応妨害

反応妨害とは

儀式妨害ともいう。不安状態に陥った時に、儀式的行為をしない・させない。儀式的行為をせずとも
不安は徐々に減ることを体験する方法。

暴露反応妨害法とは

潔癖症状の方に、汚いと思うものに触れさせることが「暴露」で、その後の儀式的行為(手洗いなど)をしないようにすることが「反応妨害」
これらをセットにし、曝露反応妨害法として行われることが多い。

 

平成26年度臨床心理士資格試験に出題

認知行動療法で用いられる技法に関する次の記述から、正しいものの組み合わせを下のa〜eの中から一つ選びなさい。

A.コラム法(思考記録法)とは、特定の場面で生じた思考や行動、感情などを記録し、整理、検討し、認知を修正していく方法である。

B.エクスポージャーと反応妨害とは、不安や不快感を引き起こす刺激に十分な時間暴露し、それによって生じた不安を低減するために行う儀式的行為を利用する方法である。

C.行動実験とは、非機能的な認知に気づいてもらうために、恐れていることを試みに体験してもらい、その認知の妥当性を検討する方法である。

D.系統的脱感作法とは、ポジティヴなイメージを段階的に想起させることによって、心身のリラクセーションと症状の軽快を生み出す方法である。

(組み合わせ)

a. A     B
b. A     C
c. B     C
d. B     D
e. C     D

Bは、エクスポージャーと反応妨害の説明が混在しているため、不正解。

スポンサードリンク

 

 

シェアお願いします

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください